ビジュアルリサーチが賃貸仲介業務を円滑に進める新システム「i-CM」を開発


株式会社ビジュアルリサーチが6月24日リリースした賃貸仲介システム「i-CM」は、賃貸仲介業務を円滑に進めるために開発されたシステム。空室検索機能や不動産ポータルサイトへの連動、CRM(顧客管理)などを網羅し、インターネットと実店舗の両サイドから仲介業務をサポートする。データを一元管理しながら、ユーザーの視点に立ったインターフェースを構築することで、業務の効率化を推進していくという。

日頃の業務でパソコンを使用していないユーザーも「直感でスムーズに操作ができる」という、最新の賃貸仲介システムとは? 開発者である株式会社ビジュアルリサーチ執行役員 賃貸仲介・売買仲介開発担当の榊原丈也氏にお話を伺った。

i-CMトップ画面


―――賃貸仲介システム「i-CM」を開発した経緯について教えてください。

「不動産を専門に20年の間に培ったノウハウを生かし開発しました」と話す榊原氏


弊社は創業以来、20年に渡り、賃貸管理システムを手掛けてきました。入居者とオーナーの間に立って物件の管理をサポートする中で、賃貸仲介業務に特化した、使いやすいシステムを必要とする方が多くいらっしゃると感じ、仲介業を専門としている方々にも使いやすいシステムを開発しました。既にリリースされている、賃貸管理システム「i-SP」、売買仲介業務を担う「i-DN」とともに、三位一体で活用していただければ、不動産に関する業務を一通り網羅することができます。

―――i-CMの特徴について教えてください。

最大の特徴は、オーダーメイド感覚でカスタマイズしながら利用できることです。システムには成約登録機能や、契約時の賃料、必要書類、申込金といったたくさんの項目が用意されていますが、ユーザーによって必要な項目や優先順位が異なります。i-CMを利用していただけば、初期設定の段階で使用頻度が高い項目だけをピックアップすることができます。並び順をドラッグ&ドロップでカスタマイズしたり、アイコンやタイトルを変えたり、注意事項などを書き添えたりといった機能もありますので、一度設定していただければ、ユーザーにとって最も使いやすい画面が完成します。

表示項目設定画面で契約情報を設定できる


また、ユーザーの作業効率を高める機能も盛り込みました。例えば、営業担当の方にとって、物件に付随するコメントと画像は何よりも大切な情報です。従来のクライアント様からも、これらの質を高めたいという声を多くいただきました。そこで、撮影した画像をライブラリとしてそのままシステムに登録できる機能や、その画像を管理者が一括して評価できる機能を搭載しています。評価の低い画像から優先的に撮り直しをすれば、情報品質を向上させることができます。
物件情報は、例えば住所を入力しますと、周辺環境や物件写真を自動的に表示できます。検索したエリアの市役所やショッピング施設などを過去に撮影していれば、自動的に写真を読み込みますので、膨大なストックから該当する写真を探す手間が省けます。利用すればするほど、システムが情報を蓄積し、より多くの、必要な情報を見つけ出すことができるのです。

―――従来の賃貸仲介システムと、i-CMとの違いを教えて下さい。

「システムを導入されたお客様同士が協力し合えるような関係が築ければ」と語る榊原氏


営業担当の方が主に利用することを意識し、機能軸ではなく、行動軸から捉えた開発設計を行ったことでしょうか。出社してから退社するまでにどのようなサービスを必要としているのか検討した結果、たくさんのトピックを設けるよりも、使用頻度が高い機能だけをピックアップできた方が、操作性が高いのではないかと考えました。また、タブ化する機能を加えることで、作業が終わるたびに画面を閉じて次の作業を行うのではなく、管理画面とスケジュール画面を同時に立ち上がるといったことが可能になりました。いくつかの条件を入力するだけで簡単にグラフを作成できる分析機能や、営業管理機能も完備し、どの年齢層にどんな物件を紹介したら反響があるかなど、戦略も練りやすくなっています。もちろん、店舗や個人のスケジュール管理や、契約書類の作成、物件データを連動する20のポータルサイトへ一括入稿する機能なども搭載しています。業務の全てを網羅できる、オールインワンシステムの実現を目指しました。

―――i-CMの登場によって、不動産業界がどう変わることを期待していますか?

i-CMをパソコン上に立ち上げれば、賃貸仲介に関する全ての業務が完結します。業務効率を高めることにより、スピーディーな仲介契約を可能にし、新たなビジネスチャンスも生まれるのではないでしょうか。
将来的には、ソフトで作成した間取りを他のお客様が加工して活用できるなど、システムを導入されたお客様同士が協力し合えるような関係が築ければと思います。様々なデータを共有できるシステムを構築し、“不動産業界のプラットフォーム”を提供したいですね。

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