舞台『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記~』の制作発表会が22日、都内で行われ、キャストの鈴木裕乃、尾花貴絵、塩川愛友里、疋田紗也、AZUらが出席した。

左から、疋田紗也、塩川愛友里、鈴木裕乃、尾花貴絵、AZU

"ピーターパン"を題材にした本作は、23人の女性キャストのみで演じる冒険ファンタジー作品。高校生の水野曜(鈴木)の夢は、子どもの頃に会ったピーターパンに再会すること。ある日、同級生たちと海賊ごっこをしていた小舟が空高く舞い上がり、曜たちは夢の国・ネバーランドに行き着く――というストーリーで、舞台は7月30日から東京・豊島区のシアターグリーンBIG TREE THEATERで公演予定。

アイドルグループ・私立恵比寿中学を4月に卒業したばかりの鈴木は、卒業後初の舞台出演で主役に抜擢され、「最初は大きい声もあんまり出なかったけど、少しは成長したかな。みなさんに感動を与えられる表情豊かな女優さんになりたい」とはにかみながらあいさつ。卒業前は演技のことを全く考えていなかったというが、「ダンスレッスンの代わりに本読みをしたり、今は稽古に集中してます」と女優業に邁進しているようで、エビ中メンバーに向けて「"ファミえん"とかぶってるので、DVDで見てくれれば」と控えめにアピールした。

また、モデルのほか女優としても活動するモデルガールズの尾花は、キャプテンフックの凛々しい衣装で登場し、「みんなで力を合わせて、素敵な舞台が作れたら」と意気込み、ピーターパン役の塩川は、「女の子ばかりなので、楽しく和気あいあいとやっていきたい」とにっこり。一方、スピリチュアルアイドルとして知られる疋田は、「今ここにいるメンバーは、全員オーラがきれい。とり憑かれてる人はいないですね」と笑いを誘いつつ、「妖精を見たことがあるけど、でっかい蚊みたいで可愛くなかった。私は可愛い妖精でいられるように頑張りたい」と意欲を燃やしていた。