テレダイン・レクロイ・ジャパンは6月18日、アナログ入力8チャンネル、HD4096高分解能テクノロジによる12ビット垂直分解能、最大1GHzの周波数帯域を持ち、三相パワーエレクトロニクスの測定に最適とするオシロスコープ「HDO8000」を発表した。

同製品は8チャンネルそれぞれが2.5GSpsで動作可能なほか、波形メモリも標準50Mポイント/chだが、オプションとして最大250Mポイント/chまで拡大することが可能。また、16チャンネル/250MHzクロックレートのミクスドシグナルオプションやProBusに対応した30種類の同社製プローブが使用可能で、最大8つの電流プローブを同時接続が可能となっている。

パワーエレクトロニクスの解析に向けた各種の機能が搭載されている

さらに、12.1型WXGAモニタを搭載、独自の画面表示機能「Q-Scapeマルチタブ・ディスプレイ技術」を用いることで、最大4つのタブ付きディスプレイ画面を表示することが可能。各画面に表示される波形などをタッチによる直感的な操作が可能となっているほか、DisplayPortを経由して、最大WQXGA(3840×2160画素)の外部ディスプレイに出力することが可能だ。

1画面を4グリッドに分割し、それぞれを別々に表示することが可能。また、外部ディスプレイとして最大WQXGAのディスプレイに表示することも可能

なお価格は、通常318万円(税別)からとなっているが、2014年12月26日まではキャンペーン価格として262万円(税別)からの提供となっている。

最上位機種となる「HDO 8108」