凸版印刷は6月17日、同社のオリジナル新書体である「凸版文久体」全5書体を、モリサワにライセンス提供することを発表した。モリサワはライセンスにもとづき、2014年9月から「凸版文久体」のフォント製品を販売開始する。

凸版文久体は、電子媒体でも読みやすい文字を目指した新書体で、2016年春までに明朝 R / ゴシック R / ゴシック DB / 見出し明朝 / 見出しゴシックの計5書体の開発が予定されている。

同社は今後、ライセンス提供先の拡大を図るとともに、同社のデジタルコンテンツサービス全般において凸版文久体の利用を促進するとしている。

凸版文久体のイメージ

ライセンス提供を受けたモリサワは、2014年9月に凸版文久明朝 Rの販売をはじめ、その後2016年度までに残り4書体の販売を開始する予定になっている。