ゼネラルモーターズ・ジャパンはこのほど、長野県で開催された「浅間ヒルクライム 2014」にで、第7世代の新型「シボレー コルベット コンバーチブル」を日本初披露した。第2世代(1967年)の「コルベット」とともに、新旧「コルベット」でヒルクライム走行に参加し、注目を集めたという。

「シボレー コルベット コンバーチブル」

新型「コルベット」は、日本では4月から販売開始し、460PSを発揮する6.2リットルエンジンを搭載する。コンバーチブルモデルはクーペをベースにルーフを取り去ったものではなく、クーペの開発と並行して開発されたという。そのため、妥協のない高いレベルの走行性能を実現している。

「コルベット コンバーチブル」がクーペモデルと異なる点は、ルーフトップを収めるために構造を変更したことと、シートベルトのマウントの位置を変更したことの2点のみ。オープンモデルを最初から想定して開発されたアルミフレームは、車重を増やす補強が不要で、剛性も極めて高い。

ルーフシステムは、新開発の電動開閉式のソフトトップを採用しており、リモコンキーでのオープンが可能。さらに時速約50kmまで、走行中でも開閉が可能となっている。厚く三重構造の布地は高い防音効果を発揮し、ガラス製リヤウインドウを備える。

「浅間ヒルクライム」は、戦前から20世紀を代表する歴史的なスポーツモデルやサーキット専用車両がデモンストレーションを行うイベントとして開催。新型「コルベット コンバーチブル」にとって、日本初披露するにふさわしいイベントとして選ばれた。

新型「コルベット コンバーチブル」の価格は、「コルベット コンバーチブル」が989万円(税込)、eLSDなどサーキット走行に適した装備を採用する「コルベット コンバーチブル Z51が1,159万円(税込)となっている。