日本のスターバックスは中国とこう違う

中国のスターバックスといえば、中国メディアで「世界一高いスターバックス」と報じられるほど価格が高い。それにも関わらずどの店もすぐ満員となるなど、スターバックスは中国人消費者に愛されている店である。当然、日本旅行に来た中国人旅行者も、日本のスターバックスに興味津々である。

570円からの新味にも「安い!」とコメント

中国版ツイッターの「ウェイボー」では、日本のスターバックスについて、中国人ネットユーザーが様々なツイートをしている。

日本の最新流行情報をアップしているアカウントでは、6月4日に発売された日本スターバックス限定の「マーブル キャラメル コーヒー ジェリー フラペチーノ」と「ダブル チョコレート コーヒー ジェリー フラペチーノ」を紹介。中国人ネットユーザーたちは早速、反応を示した。

「おいしそう!」「ちょうど日本に行くから試してみたい」という肯定派が多いが、クリームたっぷりの外見に「甘そう」「気持ち悪くなりそう」などという懐疑派な人たちもいる。ただ、そんな懐疑派の人たちには「日本のスタバは中国とは違ってミニサイズがあるから、まずはそれで試せばいいんだよ」と、日本に詳しい中国人ネットユーザーがアドバイスしている姿も。

これら商品は、570円、610円、650円の3つの価格帯で売られており、ドリンクとしては決して安くない価格だろう。しかし、中国のスターバックスの価格の高さを表してか、「安い!」というコメントも出ており、訪日予定の中国人ネットユーザーの心をつかんでいるようだ。

スタバグッズの完成度の高さも評判に

また、日本のスターバックスでもうひとつ話題となっているのが、コーヒーカップなどのグッズ。やはり、日本オリジナルのデザインが注目されている。人気の商品は、中国人の日本土産としてよく名があがる、ミニ魔法瓶タイプのハンディーステンレスボトル。インターネットでの個人輸入「代購」を営む人たちも、「数量限定、日本ではすでに売り切れているらしいから、こっちでも早い者勝ちだよ」などと、人々の購買欲をあおっている。

「日本のスタバのグッズはきれいだけど、開発している人たちのことを考えると、その苦労は壁に頭をぶつけたくなるほどだろうなあと思う」などと、その完成度の高さに驚くユーザーも。日本オリジナルのスターバックスグッズも、若者に人気の日本土産に加わっているようである。

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