ブラジルW杯が開幕し、15日にグループリーグ初戦を迎えるサッカー日本代表。中でも海外クラブに所属する本田圭祐選手や香川真司選手、長友佑都選手らの活躍が期待され、チームを率いるアルベルト・ザッケローニ監督の采配にも注目が集まる。

ところで、本田選手・香川選手・長友選手とザッケローニ監督には共通点がある。「国内外のクルマの主要メーカーでアンバサダーを務めている」ことだ。

本田選手がメルセデス・ベンツの新CM「メルセデスの本気。」に出演

本田圭佑選手はこのほど、メルセデス・ベンツの日本におけるブランドアンバサダーに就任した。最初の活動となるテレビCM「メルセデスの本気。」が13日から放映されている。このCMはメルセデス・ベンツの次期新型モデルのティザー広告だという。

今回のブランドアンバサダー契約に関して、「メルセデス・ベンツのクルマづくりの哲学『The Best or Nothing』と、本田選手のプロサッカー選手としての思想、姿勢に数々の共通点があり、双方が共感し契約が実現した」とメルセデス・ベンツ日本。本田選手も、「決して妥協を許さない、つねにThe Bestをめざすというクルマづくりに共感し、親近感を抱きました」とコメントを寄せている。

香川選手は昨年2月からアウディのブランドアンバサダーに

スペシャルムービー「日本代表に、Engineをかけよう」に出演するザッケローニ監督

アルベルト・ザッケローニ監督と香川真司選手は、アウディのブランドアンバサダーを務めてきた。アウディ ジャパンは昨年、香川選手とブランドアンバサダー契約を締結した際、「その革新的なプレースタイルやチャレンジスピリットと、アウディのブランド理念である『Sporty』『Progressive』『Sophisticated』とが共感」したと発表している。

アウディ ジャパンはサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとしても知られる。5月には同社のSモデルから11モデルを選抜した限定生産モデル「Audi × SAMURAI BLUE 11 Limited Edition」の受注を開始しており、「日本代表に、Engineをかけよう」と題したスペシャルムービーにザッケローニ監督も出演。指揮者の扮し、普段とは違った優雅な指揮姿を見られるとのことだ。

マツダの長友選手公式応援サイト「NAGATOMO VOICE SUPPORTERS

長友佑都選手は2011年6月から、マツダの「SKYACTIV アンバサダー」を務め、プライベートでもマツダ「CX-5」を愛用しているという。同社は長友選手への公式応援サイトを開設しており、「メッセージを送る」ボタンをクリックして応援メッセージを入力することで、長友選手専用スマートフォンへ届けられる。他にも長友選手の試乗スペシャルムービーや体幹バトルムービーも公開されている。

なお、サッカー日本代表とクルマといえば、過去にはフォルクスワーゲン グループ ジャパンが、日本代表のキャプテンを務める長谷部誠選手を起用し、広告展開を行ったことも。現役のサッカー選手ではないが、日本代表の試合中継などでおなじみのタレント・松木安太郎さんも昨年、スバルのお気軽試乗DAYテレビCM「コンビニ編」に出演している。現在も「CHANNEL SUBARU」から視聴可能だ。