アイドルグループ・AKB48を卒業した大島優子が、フジテレビ系サッカー番組のスペシャルサポーターとして、2014FIFAワールドカップの開催地ブラジルを訪れ、元日本代表の中田英寿氏に日本代表の展望などを聞いた。

フジテレビ系サッカー番組のスペシャルサポーターを務める大島優子

6月9日に東京・秋葉原のAKB48劇場でAKB48卒業公演を行った大島は、卒業翌日に開催地ブラジルを訪問。卒業後初仕事としてフジテレビ系サッカー番組のスペシャルサポーターに挑み、6月14日に放送された『2014 FIFA ワールドカップ ブラジル デイリー』(フジテレビ系9:55~11:40)で、ブラジル・サンパウロの様子をリポート、さらに、元日本代表の中田英寿氏と対面を果たした。

ブラジルに到着した大島は、「ブラジルは日本の真裏なんですけど、現地の熱狂をみなさんに伝えられるように私も熱狂してきます」と気合十分。開催都市であるサンパウロを訪れ、応援グッズで遊んだり、各国のサポーターと交流したり、現地の熱狂ぶりを伝えた。

また、中田英寿氏がW杯期間限定でサンパウロにオープンした「nakata.net cafe 2014」を訪れ、中田氏を直撃した。初戦のコートジボワール戦について聞くと、中田氏は「アフリカのチームって一番読みづらいんですよ。ノリでしょうね」と答え、「重要なことは自分たちがどういうサッカーをするか。持っている実力をちゃんと出せれば勝てる試合だと思います」と予想。そして、「実力だけでいったらベスト4くらいまでいく実力はある」と日本代表を評価した。

さらに中田氏は、「結果だけを見てても正直意味がない。(日本のW杯出場は)今回で5回目ですけど、日本はこういうサッカーをするんだというのを世界に残せていないんじゃないかな」と言い、大島も「確かにそれはピンとこないかも」と納得。続けて中田氏は「それをどうやって積み重ねていくかってことが、次の4年後や、10年後、20年後、50年後につながっていく」と日本のスタイルを築く大切さを語り、「ブラジルだってずっと積み重ねてきてブラジルというサッカーが確立された」と言うと、大島は「深いですね」と聞き入っていた。