JPNIC - Japan Network Information Center

日本ネットワークインフォメーションセンター(Japan Network Information Center -JPNIC)は6月12日、「南米地域レジストリにおけるIPv4アドレス在庫枯渇のお知らせ - JPNIC」において、6月10日をもって南米地域を担当している地域インターネットレジストリLACNIC(Latin America and Caribbean Network Information Centre)の管理するIPv4アドレスの在庫が枯渇したと伝えた。

IPv4は5つの地域インターネットレジストリによって在庫管理が実施されていたが、すでに2つの地域インターネットレジストリが管理するIPv4は枯渇している。もっとも早くIPv4の在庫が枯渇したのは日本などを含むアジア太平洋地域を担当するAPNIC(Asia-Pacific Network Information Centre)。2012年9月には欧州地域を担当するRIPE NCC(Reseaux IP Europeans Network Coordination Centre)の管理するIPv4の在庫が枯渇している。

今回、LACNICの管理するIPv4アドレスの在庫が枯渇したことで、世界に5つある地域インターネットレジストリのうち3つでIPv4の在庫が枯渇したことになる。日本ネットワークインフォメーションセンターは今回のLACNICのIPv4アドレス在庫の枯渇は日本ネットワークインフォメーションセンターのアドレス分配や管理に関して直接的な影響はないと説明している。