Sansanは6月12日、全国23ヵ所でプリントショップを展開するアクセアと連携し、名刺管理アプリ「Eight」専用の店頭預かり型・名刺スキャン代行サービスを開始した。

Eightは名刺をスマートフォンで撮影してデータ化、管理できるアプリ。名刺情報を簡単にデジタルデータ化できるが、同社の調査では「毎回の撮影が面倒」と感じるユーザーが多いという結果も出ている。

同社は現在、ユーザーがより簡単に名刺を取り込める環境を整備する取り組みを進めており、都内を中心としたコワーキングスペース12ヵ所に、名刺をスキャンしてEightに取込めるスキャンスポットを展開している。アクセアとの提携もその取り組みの一環で、スキャンスポットを利用すれば、店頭に名刺を持ち込むだけで名刺情報をEightに取り込めむことができる。

名刺スキャン代行サービスのイメージ

アクセアでの名刺取込みサービスは、Eight自体は無料で利用できるがスキャン代行料金が発生する。スキャン代行料金は名刺500枚まで一律2900円で、以降1枚につき5円となっている。また、スキャン前の準備作業として名刺の上下・表裏を揃える「名刺整理サービス」もオプションとして用意されている。名刺の整理は500枚まで一律1500円で、以降は1枚3円で利用できる。

同社は今後も利用者がより簡単に名刺をEightに取込む環境を整備するとしている。アクセアでの名刺取込みサービスは新宿南口店と汐留シティセンター店の2店舗での受付を開始しており、年内に10店舗でのサービス提供を目指すという。