JPCERT/CCは6月11日、緊急2件を含むMicrosoftの月例セキュリティ更新情報を公開した。これによると、深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムが2件、全6件の更新が行なわれている。

深刻度「緊急」の2件については、脆弱性が悪用された場合、攻撃者によって任意のコードを実行される可能性がある。

緊急に更新する必要がある更新プログラムは「Internet Explorer用のセキュリティ更新プログラム(MS14-035)」と「Microsoft Graphicsコンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS14-036)」。

同社では、Microsoft Update、Windows Updateなどを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することを推奨している。