西海国立公園 九十九島動植物園(長崎県佐世保市)は、5月27日にツシマヤマネコの赤ちゃんが誕生したことを発表した。

親子で眠るツシマヤマネコ

5月27日の早朝に誕生

ツシマヤマネコの赤ちゃんが生まれたのは、5月27日の早朝。飼育施設での繁殖成功は長崎県では初めてのこととなる。誕生したのは2頭の赤ちゃんで、お母さんヤマネコがおっぱいを与えたり、体をなめたりしている様子が確認されている。

誕生した子猫と母親は、常時カメラのモニターで監視している。飼育員が子猫に触れると、人の臭いが付き、母猫が子猫を敵と勘違いして攻撃してしまう恐れがあるため、まだ飼育員は子猫に直接触れてはいない。そのため、子猫の性別や体重などはまだ不明とのこと。

お父さんツシマヤマネコ

お母さんツシマヤマネコ

ツシマヤマネコは、全国的に飼育個体が高齢化。昨年から本来の生育地に似た環境の同園などにカップリングのために雄雌を集めていた。このほど子猫を産んだ母猫は、昨年末から同園に同居。4月下旬に母猫の妊娠が確認され、出産前は飼育員や獣医師らが24時間態勢で備えていた。なお、同園では、今回誕生した赤ちゃんの展示は予定していない。子猫の様子は、同園のフェイスブックなどで公開する。