リコージャパンは6月12日より、複数の外線・内線を共有できるビジネスホンとスマートフォンを連携させて内線通話を可能にする新サービス「リコー モバイルテレフォニー サービス」の提供を開始する。

同サービスを利用すると、社員同士は外出先でも内線通話が可能になり、外出先から取引先などに通話する場合も通話料は固定電話からと同じ料金となるため、通信費を削減できる。

また同サービスでは、ビジネスホン「Netcommunity SYSTEM α NXII plus SERIES(NTT東日本)」とモバイル内線アダプタ「MB400(サクサ)」を提供し、導入から運用保守までのワンストップサービス、ヘルプデスクに加え、スマートフォンの情報管理やセキュリティ設定を行うMDM(Mobile Device Management)ツールも提供する。

スマートフォンについては、ビジネスホンとの連携アプリケーションの動作検証を実施した機種を紹介販売するほか、客側が準備した端末を利用することもできる。

サービスの提供地域は東日本で、参考価格は拠点従業員数30名(うち外勤者15名)の場合で初期費用約120万円~、月額費用1万2000円~となっている。

30名の事業所で外勤者15名、内勤者15名用で固定電話5台を想定した構成例