日本ヒューレット・パッカードは10日、ビジネス向けのA4インクジェット複合機「HP Officejet Pro 8620」と「HP Officejet Pro 8610」の2モデルを発表した。6月26日より発売する。同社の通販サイト「HP Directplus」での価格は、「HP Officejet Pro 8620」が32,900円、と「HP Officejet Pro 8610」が25,300円。
HP Officejet Pro 8620
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HP Officejet Pro 8620 |
「HP Officejet Pro 8620」は、カラーレーザプリンタと比較した場合の印刷コストを、1ページあたり最大50%削減できるというA4インクジェット複合機。ネットワークプリンタの一元管理ツール「HP Web Jetadmin」対応し、プリンタの管理が簡単に行えるようになっている。
モバイルプリントのグローバル規格「Mopria」にも対応しており、スマートフォンやタブレットなどからのワイヤレスプリントが可能。加えて、モバイル端末からプリンタにメールを送って印刷する「HP ePrint」にも対応するほか、モバイル機器を直接ワイヤレス接続して無線LAN印刷を行う「ワイヤレスダイレクト機能」をサポートしている。
主な仕様は、インクシステムが4色独立型の顔料インク(CMYK)、印刷速度がモノクロ21枚/分 / カラー16.5枚/分、給紙容量が最大250枚、ADFには50枚の用紙をセット可能。両面印刷機能とFAX機能を搭載している。操作パネルの液晶サイズは4.3型のカラータッチスクリーン。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ワイヤレスダイレクト。本体サイズはW499.3×D468.9×H314mm。
HP Officejet Pro 8610
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HP Officejet Pro 8610 |
「HP Officejet Pro 8610」は、「HP Officejet Pro」シリーズの下位モデル。基本機能は「HP Officejet Pro 8620」とほぼ共通。相違点は、印刷速度がモノクロ19枚/分 / カラー14.5枚/分、ADF容量が35枚、液晶サイズが2.65型カラータッチスクリーンであることなど。
