MMD研究所は6月10日、2013年10月~2014年3月携帯端末購入に関する調査結果を発表した。同調査によると、2013年10月から翌年3月までの携帯購入者の83.7%がスマートフォンを選択したという。

今回の調査は、15歳以上の男女934人を対象に実施したもの。調査期間は4月14日から16日まで。同調査ではまず、2013年10月から2014年3月までの6カ月間にフィーチャーフォンまたはスマートフォンを購入した回答者に、現在所有している携帯端末について聞いた。結果は「スマートフォン」が83.7%、「フィーチャーフォン」が16.3%で、2013年10月実施した同様の調査と比較してスマートフォン所有者が1.7%増加していることがわかった。

2013年10月から2014年3月までの携帯購入者の83.7%がスマートフォンを購入

続いて、スマートフォン所有者を対象に自身が利用している機種名について聞いたところ、各キャリアのユーザーともにiPhoneシリーズが最も多かった。NTTドコモは39.6%、KDDI(au)は58.0%、ソフトバンクモバイルは76.9%がiPhoneシリーズと回答。前回の調査と比較するとドコモは20.0%、auは18.0%増だった。なお、iPhoneシリーズ以外で回答の多かった機種はドコモのXperiaシリーズで24.9%だった。

所有しているスマートフォンについて。NTTドコモ(左)とKDDI(au)

所有しているスマートフォンについて。ソフトバンクモバイル

同調査ではこのほか、回答者が以前使っていた携帯端末についても聞いている。結果は「フィーチャーフォン」が43.7%、「スマートフォン」が56.3%だった。

以前使っていた携帯端末