ネコ科の動物と言えば、ライオン・トラ・チーター・ヒョウなどなど……。しかし、そうした王道の動物たち以外にも、家猫によく似たかわいらしいネコ科の動物がいるのです。今回は、その中からいくつかの動物を、大量の画像つきで御紹介します。

オセロット

まずはオセロットから御紹介。

■名前
オセロット

■学名
Felis pardalis

■分布
主に南アメリカ

■体長
50~100センチ

■体重
11~16キロ

■特徴
森林に住むネコ科の動物。夜行性で、単独で生活する。小型のげっ歯類を食料としますが、それ以外にもアルマジロやサル、トカゲやコウモリなども食べるといいます。

■動画はこちら

歩くたびにしなやかに動く背中のラインがとても美しいです。動画の子はもうすっかり大きくなった大人のようですが、もう少し幼ければ、ペットとして人気の猫・ベンガルにもどことなく似ています。


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ボブキャット

お次はボブキャットです。

■名前
ボブキャット

■学名
Felis rufus

■分布
カナダの南部からメキシコにかけて

■体長
70~110センチ

■体重
4~16キロ

■特徴
名前の由来は、しっぽが短いこと。顔の周りにもっさりとしたヒゲが生えていることが特徴です。体の斑点は全身にある個体と、お腹だけにある個体とがいます。主食はワタオウサギ、カンジキノウサギなど。

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以前話題になった、男の子にスリスリと甘えまくるボブキャットの映像です。こうしてみてみると、まるでただのイエネコのように見えますね。


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ユキヒョウ

次のネコ科はユキヒョウ。すごく神秘的です。

■名前
ユキヒョウ

■学名
Panthera unicia

■分布
中央アジア、東アジア、南アジア

■体長
1~1.3メートル

■体重
25~75キロ

■特徴
様々な獲物を食べる動物です。ノウサギや鳥、ヤクやロバ、ヒツジやヤギなど。岩場や低木林、尾根といった場所を好みます。

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とても美しい動きで歩いています。よく見ると手がとても大きいのがわかります。全身に満遍なく模様がありますね。


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ピューマ

次はピューマ。一見メスのライオンにも見えますね。

■名前
ピューマ

■学名
Felis concolor

■分布
北アメリカ北部、中央アメリカ、南アメリカ

■体長
1~2メートル

■体重
68~105キロ

■特徴
環境適応能力の高い動物で、針葉樹林、砂漠、熱帯雨林や高山にまで住んでいます。ラットやノウサギ、羊やヘラジカを食べるとのこと。

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のんびり寝ているところを見ていると、本当にただ大きい猫さんに見えますね。仲良く二匹でお昼寝です。


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ジャガー

そして次はジャガーです。

■名前
ジャガー

■学名
Panthera onca

■分布
中央アメリカ、南アメリカの北部

■体長
1~2メートル

■体重
36~160キロ

■特徴
ヒョウによく似た大型のネコ。ヒョウよりも筋肉質な体つきをしています。主食はシカやバクです。

■動画はこちら

水の中を上手に泳いでいます。歩いているのを見てみると、静止画よりも更に大きく感じますね。


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サーバル

お次はサーバル。見た目はほかのネコ科よりも家猫に近いかもしれませんね。

■名前
サーバル

■学名
Felis serval

■分布
アフリカ

■体長
25~45センチ

■体重
9~18キロ

■特徴
体はチーターのような模様をしています。黄色がかった被毛を持ち、低木林などで生活をするといいます。余り家畜を襲うことがなく、ねずみなどを捕らえるため、人間が作った農作物の被害を防いでいるとのこと。

■動画はこちら


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いかがでしたでしょうか……?ライオンやトラなどの王道以外にも、可愛らしいネコ科の動物はたくさんいるんですね。次回は「モフモフなネコ科の動物まとめ後編」です。どうぞ御期待ください。