アイドルグループの"エビ中"こと私立恵比寿中学を今年4月に卒業した鈴木裕乃が、女優としての一歩を踏み出した。7月30日から東京・シアターグリーンで上演される舞台『フライングパイレーツ ネバーランド漂流記』で、初舞台にして主演に挑む。

舞台『フライングパイレーツ ネバーランド漂流記』で主演を務める鈴木裕乃 (C)STARDUST PROMOTION,INC.

今年4月、メンバーの瑞季、杏野なつと共に私立恵比寿中学を卒業した鈴木。卒業発表時、鈴木はブログで「女優のお仕事と学業の両立という新しい夢に向かって頑張っていきたいと思います」と抱負をつづっていた。今回の舞台には、テレビ東京系ドラマ『殺しの女王蜂』で主演を務めたモデルガールズ・尾花貴絵をはじめ、スピリチュアルアイドル・疋田紗也のほか、舞台女優、グラビアアイドル、モデルなど多彩なキャストが集う中で、鈴木は主役に抜てきされた。

演じるのは、エリート進学校に通う女子高生で、「ネバーランドに行って子どもの頃に会ったピーターパンに再会すること」を夢見る水野曜。親の敷いたレールの上を生きる同級生たちにとって、彼女の自由奔放な姿はまぶしく映る。ある日の放課後、曜とその友人の純、舞子、奈々が海岸で本音を語り合っていたところ、夢の国・ネバーランドに導かれる。しかし、そこには海賊のフック船長が支配する経済大国、そしてティンカーベルと結婚し、フックが経営する商社でサラリーマンとして働くピーターパンの姿があった。

作・演出は、SHOWMAN'S主宰の貞方祥氏。7月30日にスタートし、7月31日、8月1日~3日にシアターグリーンのBIG TREE THEATERで上演される。前売りチケット(5,500円・全席指定)は、6月7日から各プレイガイドにて発売。