オートバイメーカーのドゥカティジャパンとカプコンは5日、東京・新木場スタジオコーストにて、新型モデルのお披露目イベント「Monster 1200 National Launch」を開催し、『モンスターハンター』とコラボレーションしたバイク『Monster 1200 モンスターハンターバージョン』がお披露目された。

『Monster 1200』にタンデムした永井大と釈由美子

『Monster 1200 モンスターハンターバージョン』は、2013年にミラノで開催されたEICMAショーにおいて界で最も美しいバイクに選ばれた「Monster 1200」をベースとしたオートバイ。タンクやフロントフェンダーには、『モンスターハンター』シリーズでおなじみの大型モンスター「リオレウス」をモチーフとしたデザインが施されており、ボディ塗装は職人が全て手作業で行うという。価格は181万円(税込)で、6月5日より受注生産のための予約を開始し、10月下旬より順次納車予定。今回のコラボについて、ドゥカティジャパンの代表取締役社長・加藤稔氏は「日本を代表する産業とコラボレーションしたかった。バイクになじみのない若い方にも興味を持ってほしい」と期待を寄せた。また『Monster 1200 モンスターハンターバージョン』は、今後『モンスターハンター』関連のイベントなどにも登場するという。

イベントには、ゲストとして俳優の永井大とタレントの釈由美子も登場。『Monster 1200』を目の前にバイク好きの永井は「女性のくびれのようなボディまわりがスタイリッシュでかっこいい」と語り、釈とともにタンデム(2人乗り)を披露。「乗り心地もいい。1200ccなのにボディがコンパクトで軽さもある。(実際にエンジンをかけて)やさしいタッチのエンジン音の中に馬力を感じました。これはほしいです」と大絶賛。釈は「免許取ったらドゥカティのバイクに乗りたいなぁ」と加藤氏におねだりすると「OKです!」とふたつ返事でバイクの獲得に成功していた。

さらに『モンスターハンター』プロデューサー・辻本良三氏は「ドゥカティさんから話をいただいたんですが、実はモンスターハンター10周年を記念した企画を考えていた時、ドゥカティさんとのコラボも(候補に)挙がっていたんです」と語り、両社は相思相愛であったという。さまざまなモンスターがいる中で「リオレウス」を選んだ経緯については、バイクとリオレウスのカラーリング「赤」の相性、そして『モンハン』を代表するモンスターであることが決め手となり、「デザインはリオレウスの背中のようなデザインに仕上がったので、リオレウスにまたがって乗っているような感覚が楽しめます」とアピールしていた。

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