ヤフーは6月4日、米国の有望なスタートアップ企業や米国インターネットサービスの日本向け事業の展開を支援することなどを目的に、米国に100%子会社の現地法人「YJ America, Inc」を設立し、同日業務を開始したと発表した。

YJ Americaでは、米国の有望なスタートアップ企業やインターネットサービスを現地で早期開拓するとともに、Yahoo! JAPANの日本におけるインターネット分野での経験や知見、資産を活かし、彼らの日本での成功を支援していく。

また、インターネットポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を使った事業支援などを行うことで、スタートアップ企業などをビジネスパートナーとして位置付け、シナジーの最大化をはかる。

なお、YJ Americaでは、将来的に日本国内のスタートアップ企業やインターネットサービスが米国で事業展開する際の支援を行っていくことも予定している。ワシントン州シアトルに本社を、カリフォルニアに支社を設置する。