富士通マーケティングは6月4日、マイクロソフトのSaaS型クラウドサービス「Office 365」の導入支援を行う「AZSERVICE導入支援 for Office 365」の提供を6月より開始したと発表した。

同サービスは、運用ヒアリングから設定代行、管理者教育までをワンストップで提供する。顧客が希望する運用を独自のチェックシートを用いてヒアリングするため、ニーズに合わせて導入することができる。「Exchange」「SharePoint」「Lync」など、自社環境に合わせた段階的な導入にも対応する。

今回、利用者ごとの専用のコールセンターを新設し、既存のメールサービスからOffice365への利用環境移行時の問い合わせ窓口として短期間での利用や、Office365に加えてPC、プリンタ、ネットワークといった周辺の環境や関連アプリケーションを総合的にサポートする。

同社は伊藤園にOffice 365を導入し、約3ヵ月でグループ企業であるタリーズコーヒージャパンの従業員を合わせた約5,400人(5400ID)のコミュニケーション基盤を構築した。

伊藤園のシステム概要

構築サービスは、「Exchange Online」「SharePoint Online」「Lync Online」の3種類があり、提供価格は500ユーザーまで86万円(税別)となっている。顧客自身が設定する「Office 365 ライトパック」(32万円・税別)も用意されている。