北海道札幌市中央区の大通公園をはじめとする札幌市内21会場で、踊りの祭典「YOSAKOIソーラン祭り」が開催される。開催日は6月4日~8日(会場により開催日時が異なる)。

熱気ある踊りを披露「YOSAKOIソーラン祭り」の様子

自由な発想から生まれた踊りを披露

同イベントはよさこい祭りと北海道の民謡「ソーラン節」をミックスした市民の祭りで、今年で23回目を迎える。地元北海道のほか、東京、大阪、埼玉、長崎など全国から多数のチームが参集。札幌の目抜き通りである大通公園などを舞台に、参加各チームが自由な創造性のもと、オリジナリティーあふれる演舞を披露する。なお、約3万人の参加者と約200万人の観客が見込まれているとのこと。

踊りのルールは、「鳴子を持っていること」と「演踊に使う曲にソーラン節のフレーズを入れること」の2つ。踊りは、地方車(じかたしゃ)を先頭にして前進する「パレード形式」と、進まずに固定して踊る「ステージ形式」の2つがあり、場所によって踊りの形式が変わるのも見どころのひとつとなっている。

そのほか、前年度の受賞チームを中心に、海外からのゲストチームなどが登場するステージイベント「ソーランナイト」や、飛び入り参加もできる交流の広場「ワオドリスクエア」、踊り手が40人未満のチームを対象として審査する「U-40大会」、過去の大賞・準大賞チームや、全国の祭りで活躍するチームなど約15チームが登場する「サタデーナイトパレード」なども開催。

さらに、中学生以下のジュニアたちが踊りを披露する「ジュニア大会」、海外からのゲストチームや、地域のチームがエンターテインメント性あふれる各種踊りを披露する「お祭りパレード」、全国各地からご当地自慢のグルメが集まる「北のふーどパーク」なども出店する。