米Salesforceおよび米Microsoftは5月29日(現地時間)、両社が戦略パートナーシップ関係を締結したと発表した。
本パートナーシップに基づき、両社が構築する新しいソリューションにより、Salesforceの顧客関係管理(CRM)アプリケーションおよびプラットフォームと、Microsoft OfficeおよびWindowsが統合され、ユーザの生産性向上を実現する。
両社が提供を予定するソリューションの1つ目は、「Salesforce1 for Windows and Windows Phone 8.1」で、ユーザはそれぞれのWindowsデバイスからSalesforceにアクセスしてビジネスを行うことが可能になる。現在のところ、このソリューションは2014年秋にプレビュー版を提供し、2015年から一般提供を開始する予定。
2つ目は、「Salesforce for Office 365」で、新たにSalesforceとOffice 365の相互利用が実現されることにより、ユーザーはコラボレーション、営業、サービス提供、マーケティングに必要なコンテンツへ事実上どこからでもアクセスして利用できるようになる。このソリューションはさらにOffice Mobile、Office for iPad、Office 365を使用して、Salesforce環境およびSalesforce1からOfficeのコンテンツへアクセスして共有・編集し、コラボレーションを実現する。
