全国限定8000台で予約販売されたイオンのスマホ、月額3218円(税込)から念願のスマホデビューを果たせるという安価なパッケージは、若者よりも高年齢層に人気だったようです。セットのNexus 4は、1世代前の機種でLTEでの接続も利用できませんが、「最速ではなくていい、維持費の安いものを」というシニア層のニーズと合致したのではないでしょうか。

シニア向けのMVNOサービスをケース別に選択する

若者向けと思われていた格安SIMや格安スマホも、実はシニア層にも需要が高かったのです。しかし「シニア向け」とするならば、どのMVNOサービスが理想的なのでしょう? ケース別にいくつかの選択肢を考えてみました。

1.メインケータイはスマホでいい! → 格安スマホ

通話、インターネット、メール、写真それら全てをスマホで操作してもいい。つまり、「携帯電話」というものがこれまでと違うモノになってもいいのであれば、格安スマホ1本に絞ってしまいましょう。

大きなボタンと、簡単な設定が好評の「らくらくアプリ」

ただし、実際にスマホを手にしても、従来の携帯電話に慣れたシニア層は、その機能を使いこなせるのか? という問題もあるので、「らくらくスマホ」と同じような簡単に操作できるホームアプリ、『らくらくアプリ』の導入も合わせておすすめします。大きなボタンで必要最低限の機能をシンプルに使いこなすことができますよ。

格安SIM+格安スマホセットの認知度は確実な広がりをみせています

イオンのスマホは全国限定8000台となっており、すでに完売してしまっているようですが、ビックカメラやケイ・オプティコム(mineo)の音声通話対応MVNO SIMとスマホのセットはまだ在庫があるようです。また、音声通話対応の格安 SIMセットだけでなく、050 plusなどのIP電話サービスがバンドルされているセットもあり、通信料金を極力抑えたいけど、電話もかけたいという人は、そちらを選択するのが賢明といえます。

2.電話はやっぱり従来通りのものがいい → タブレット+MVNO SIM

スマホよりも大きく、PCよりも軽いタブレットは、使いやすく携帯性にも優れています

「外出先で調べ物や、子どもや孫たちと無料通話や写真を送りあいたいけど、スマホは使いこなせる自信がない」と悩んでいる層も多いと思います。このようなケースですと、スマホよりもお手軽で、使いやすく、値段も抑えられるのがタブレットとMVNO SIMのセットがおすすめです。

画面も大きく見やすい上、スマホと比べると用途が限定されるため、パソコンやスマホなどのガジェットが苦手なシニア層にも、程度安心して利用できるのではないでしょうか。

3.月々の支払いを極力抑えたい → モバイルルーター+MVNO SIM

スマホやタブレットを24回払いなどで購入するのは、ローンのようで抵抗がある。と感じる人も多いと思います。また、自分の気に入った機種や使いやすい機種を使いたいという意見も。このようなケースでは汎用性の高いモバイルルーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

MVNO SIMでも使えLTE対応モバイルルーターを使えば、あらゆるスマホ、タブレットで利用することができますし、Wi-FiモデルのAndroidタブレットなら安価で購入可能。もし機種変したスマホが余っているならそれらを有効活用してもOK。……と、総じて自由度と費用対効果の高い方法となっています。

3つの選択肢を紹介してきましたが、これらを自分で理解して、選べるというのはなかなか難しいかもしれません。もし一手間が面倒でなければ、あなたが最適と思えるものを選んで、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに提案してみてはいかがでしょうか?

外で調べ物をする、写真付きのメールを送る、無料で長電話する、ビデオ通話で顔を見ながら会話する……。我々はすでに普通になっていることも、きっと新鮮で毎日がすごく刺激的になるに違いありません。

SIM通では、その他MVNO SIMに関する様々なコンテンツをご用意しておりますので是非チェックしてみて下さい。

記事提供:SIM通

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