ヤマハは5月30日、ホームシアターパッケージ「YHT-5067JP」「YHT-3067JP」を発表した。2製品はAmazon.co.jpのみで販売される「特定通販販売製品」だ。6月1日より発売する。価格はオープンで、推定市場価格はYHT-5067JPが57,000円前後で、YHT-3067JPが42,000円前後(いずれも税別)。

上が「YHT-5067JP」で、下が「YHT-3067JP」

YHT-5067JPは、7.1chのAVレシーバー「HTR-5067」とコンパクトスピーカー「NS-BP200」を組み合わせたモデルで、YHT-3067JPは5.1chのAVレシーバー「HTR-3067」に同じくNS-BP200を組み合わせたモデルだ。HTR-5067とHTR-3067は、それぞれ「RX-V577」と「RX-V377」のAmazon.co.jp専用モデル。

HTR-5067はネットワーク機能、Wi-Fi機能、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応したAVレシーバー。ディスクリート構成のパワーアンプを搭載しており、定格出力115W/ch(1kHz/1ch駆動)。HDMI端子は入力6系統/出力1系統を装備しており、4K Ultra HDや3D映像伝送にも対応している。

HTR-3067は、5.1chのスタンダードなAVレシーバー。バーブラウン製のDACチップを搭載しており、光・同軸デジタル音声入力端子から、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生が可能だ。パワーアンプはディスクリート構成で、定格出力は100W×5(6Ω負荷時)。HDMI端子は入力4系統/出力1系統。4K映像のパススルーのほか、3D映像とARCにも対応している。

両モデルとも、フロントバーチャルサラウンドの「Virtual CINEMA DSP」を搭載。2本のNS-BP200のみでもサラウンド再生を行うことができる。また、コンパクトなスピーカーでも臨場感のある低域表現を実現する「Extra Bass」機能も搭載している。

NS-BP200は、φ3cmソフトドームツイーターとφ12cmコーン型ウーファーを使用した2Wayバスレフスピーカー。サイズはW154×D287×H274mmで、質量は3.9kg。再生周波数帯域は55Hz~28kHz(-10dB)、55Hz~80kHz(-30dB)だ。インピーダンスは6Ωで、最大入力は110Wとなっている。