AKB48グループの総合プロデューサーで作詞家・放送作家の秋元康氏が、6月13日の『テリー伊藤のフライデースクープ そこまで言うか!』(ニッポン放送 毎週金曜16:00~17:30)にゲストとして生出演し、演出家のテリー伊藤とラジオ初対談を果たすことが29日、明らかになった。

ラジオ初対談を果たす秋元康(右)とテリー伊藤(左)

テリーは、秋元に「残りの人生で何をやろうとしているのか?」を聴いてみたいという思いから、自身がパーソナリティを務める番組への出演をオファーし、秋元が快諾。このたび有楽町のニッポン放送でのラジオ初対談が実現することになった。番組では、"秋元康 56歳の遺言"と題して、AKB48の今後や、仕事や家族について、2人で語り合う。

有楽町のニッポン放送は、秋元とテリーの原点とも言える場所。秋元の放送作家デビューは、ニッポン放送の番組『せんだみつおの足かけ二日大進撃!』(1974年~1980年)のコーナーにネタを送ったことがきっかけで、その才能を見いだされて放送作家としてのキャリアをスタ―トさせた。

一方、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』など人気番組を手がけてきたテリーは、当時『ビートたけしのオールナイトニッポン』を担当していたビートたけしとテレビ番組の打ち合わせをするため、有楽町のニッポン放送によく出入りしていた。1995年にはニッポン放送のパーソナリティに起用され、現在もレギュラー番組を担当している。

テリーは「気が付けば、私ももうすぐ65歳。青春時代に『戦争を知らない子供たち』を 聴いていたわれわれ世代は、いよいよ『戦争を知らない老人たち』になるわけだ」と年齢を意識。「これから、どう生きればいいのだろうか? われわれの今後について、そしてニッポンの未来について、秋元康さんと、とことん語り合いますよ」と意気込んでいる。