フィンランドのFuturemarkは28日(現地時間)、3Dベンチマークソフト「3DMark」の新たなテストモードとして、DirectX 11対応のゲーミングノートPCならびにミドルレンジPC向けの「Sky Diver」を発表した。近日中に、「3DMark」の無料版含む全エディションに追加予定。6月に開催されるCOMPUTEX TAIPEIにあわせて利用可能になる見込みだ。

「3DMark」に新たに追加されるゲーミングPC向けテストモード「Sky Diver」の実行画面

DirectX 11に対応するモバイルGPU、メインストリームGPU、統合型GPUの性能ベンチマークに最適という新たなテストモード。3DMarkの他のモードと同様に、Graphics、Physics、Combinedの各テストを実行する。

既存の3DMarkには、テストモードとして高性能PC向けの「Fire Strike/Fire Strike Extreme」、ノートPCや普及帯PC向けの「Cloud Gate」、AndroidやiOSシステム含むモバイルデバイス向けの「Ice Storm」を用意しているが、Sky DiverはFire StrikeとCloud Gateの間のパフォーマンスがターゲットとなる。

今年6月のCOMPUTEX TAIPEIにおいて、ASUSやGIGABYTEといった主要GPUベンダーのブースで実機による動作デモを公開するほか、現在はYouTubeでトレーラー動画を公開中。

<動画>YouTubeで公開中の「Sky Diver」トレーラー動画