『眠れる森の美女』に隠されていた究極の愛の物語を描いた映画『マレフィセント』(7月5日公開)のワールドプレミアが28日(日本時間29日)、アメリカ・ハリウッドのエル・キャピタン劇場で開催され、主演のアンジェリーナ・ジョリーが、夫のブラッド・ピット、父のジョン・ヴォイトと共に参加した。

『マレフィセント』ワールドプレミアに登場したアンジェリーナ・ジョリー(左)とブラッド・ピット(右)

アンジーとブラピがレッドカーペットに登場すると、集まった2,500人以上のファンから大歓声が沸き起こった。マレフィセントをイメージさせる黒いドレスに身を包んだアンジーは「以前、私は子供をもつなんて考えてみなかったし、誰かを愛することも、愛してくれる人に出会うことも考えたことがなかった。でも、それが正しい道だと感じる物事があるのよ。それに素直になれば、あなたを導いてくれる何かがそこに出てくるわ」と、自身とマレフィセントを重ねながら真実の愛について語った。

オーロラ姫を演じたエル・ファニングは「とてもエキサイティングしているわ! 夢が全てかなったような気分だわ!」と大興奮。また、共演したアンジーについて「マレフィセントを演じる人物としてアンジェリーナ・ジョリー以上の女優は考えられないわね。彼女はとにかくパーフェクトだもの。ルックスも何もかもね」と絶賛し、「初めての共演だったけど本当にずっと最高だった!」と振り返った。

イベントにはそのほか、マレフィセントに仕えるカラスのディアヴァルを演じたサム・ライリー、オーロラの父であるステファン王を演じたシャールト・コプリー、ロバート・ストロンバーグ監督ら、そして、アンジーの父ジョン・ヴォイトも登場。ストロンバーグ監督は、アンジーについて「人として強く、とてもパワフルだ。彼女はマレフィセントそのもの。内にマジックとパワーを持っている人だと思う」と語り、「美しい生き方で他の人々から尊敬を集めていて、僕も彼女を尊敬する1人だよ」と、敬意を表した。

左からジュノー・テンプル、レスリー・マンヴィル、アンジェリーナ・ジョリー、シャールト・コプリー、エル・ファニング、サム・ライリー

アンジェリーナ・ジョリー(左)[Photo by Kazuki Hirata / HollywoodNewsWire.net]とエル・ファニング(右)

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