東京都および東京都スポーツ文化事業団は7月24日、青森から東京まで東日本大震災の被災地域を縦断する「未来(あした)への道 1,000km縦断リレー2014」を開催する。開催期間は8月7日まで。

前回開催の様子

同企画は、約1,200km・全164区間(予定)を、ランニング(1~10km程度/区間)と自転車(10~30km程度/区間)にてリレー形式(競走ではない)で走るイベント。復興へ向けた取組や現状などを発信することで、東日本大震災の記憶の風化を防止するとともに、全国と被災地との絆を深めることをねらいとしている。

今年は新たに復興の象徴となる場所(岩手県宮古市・浄土ヶ浜など)をコースに加え、ハンディキャップの有無にかかわらず多くの人が参加できるよう、「ふれあいランニング」(公園など)の区間を設けるほか、自転車区間(一部区間を除く)でも参加者を募集する。

実施するのは、1区間約1km~10kmを複数人で交通規則を守りながら走行し、次の区間の走者へとたすきをつなげる「一般ランニング」、小さい子供や高齢者も参加でき、約500m~1.8kmの区間を集団でランニングや車いすで走行する「ふれあいランニング」、1区間約10km~30kmを2人1組で交通規則を守りながら走行する「自転車」。開催日時はカテゴリーによって異なる。

「自転車」イメージ

「ふれあいランニング」イメージ

参加料は無料。申し込みは6月13日まで公式ホームページで受け付けており、申し込み多数の場合は抽選となる(募集人数800人/ランニング 約710人、自転車 約90人)。

なお、当日はアスリートや著名人もゲストランナーとして参加を予定している。