ICT総研は5月28日、タブレット端末市場に関する調査結果を発表した。これによると、2011年度に276万台、2012年度に489万台と拡大してきた日本のタブレット端末市場は引き続き成長を続けており、2013年度には713万台の出荷を記録した。

半期ごとの推移を見ると、2012年度上期(2012年4月~9月)に188万台だった市場が、その後301万台、315万台、398万台へと増加を続け、2012年度(2012年4月~2012年3月)は489万台、2013年度は46%増の713万台へと成長。2013年度下期は398万台を出荷し、半期で400万台突破も見えてきた。タブレット端末のラインアップも年々充実しており、2013年度には200機種を超えるタブレット端末が販売され、市場拡大の勢いは当面続くと見られている。

タブレット端末の国内出荷台数(年度ベース/上期・下期別)  資料:ICT総研

タブレット端末の市場拡大を牽引してきたアップルのiPadは、2012年度に260万台を出荷し、53%のシェアを得た。2013年度のiPad出荷台数は320万台、出荷台数シェアは45%にとどまったが、Androidタブレットのシェアを僅差で上回り、OS別のシェアで1位を維持した。

Androidタブレットは2013年度に316万台(シェア44%)へと大きく出荷台数を伸ばし、iPad(iOS)のシェアに迫っている。Windowsタブレットを含むその他のタブレットは2013年度に77万台が出荷され、シェアは11%に増加。Windowsタブレットは、ビジネスユーザーを中心に販売台数を伸ばしており、さらにシェアを伸ばしていくものと思われる。

同社は、今後も国内タブレット端末市場は引き続き成長を遂げる見通しとしており、2014年度は890万台、2015年度は1,041万台、2016年度には1,170万台に達すると見込んでいる。

ノートPCの代替需要、教育用タブレット、シニアユーザーの需要増加など、あらゆるシーンでタブレットが利用されるようになっており、普及率は5割を上回るようになるだろうと分析している。

タブレット端末の国内出荷台数予測(年度ベース)  資料:ICT総研