山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会と総務省中国総合通信局は5月26日、広島市の広島平和記念公園において、米Googleが開発したスマートグラス「Google Glass」を活用したAR観光アプリのデモンストレーションを実施した。

デモンストレーションは、ソフトバンクモバイルが開発した地域情報・観光情報配信アプリ「ふらっと案内 for Google Glass」を利用して実施。

このアプリは、Google Glassを通じて利用者の目前に地図を浮かび上がらせ、観光スポットまでの方向、距離などをナビゲーションするというもの。なお、アプリはiPhone、Android向けにも無料で配信されている。

参加者は、公園内にある原爆ドームなどの観光スポットの方向、距離を計測するなど、観光情報ツールとしての操作性、効果などを検証した。

なお、今回の実証実験にあたっては、ソフトバンクモバイルがGoogle Glass 3台の技術基準適合認定を取得した。