ミック・ジャガーの恋人ローレン・スコットの死以来初めてステージに立ったザ・ローリング・ストーンズ (C)BANG Media International

英ロック・バンドのザ・ローリング・ストーンズが、ミック・ジャガーの恋人ローレン・スコットの死以来初めてステージに立ち、活動を再開した。

2カ月前のローレンの死を受け、ミックに死を悼む時間を与えていたストーンズが「14 オン・ファイアー・ツアー」を5月26日にノルウェー公演で再開。2007年以来となるオスロのテレノール・アリーナで2万3,000人を前にステージに立ち、渾身のパフォーマンスで観客を沸かせた。公演を前に元ストーンズのメンバーであるミック・テイラーは、ザ・サン紙に「みんな楽しみにしているけど、少し緊張もしているんだ。特にミックのことが心配さ。でもまた行動をはじめないとね」と明かしている。

しかし、そんな心配をよそにミックが「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を歌い始めると観客のボルテージは最高潮に達し、その後ストーンズは「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」「ホンキー・トンク・ウィメン」「黒くぬれ!」「ミッドナイト・ランブラー」「ミス・ユー」「ギミー・シェルター」らのヒット曲を次々に披露。ストーンズの復活をアピールした。

また、娘のリア・ウッドが男児を出産し8人の孫を持つおじいちゃんとなったギタリストのロニー・ウッドにとって当日は記念日となり、ステージ上で赤ちゃんを抱くような仕草を見せて、孫の誕生を祝った。またロニーは、リアと夫ジャック・マクドナルド、2人の4歳の娘マギーへの祝福のメッセージとして「俺の娘のリア・ウッドとジャックとマギー、おめでとう。オーティス・ソニー・デヴィッド・マクドナルドが今日生まれたよ!」というツイートを残している。

ミックの恋人・ローレンは、今年3月に米ニューヨーク・マンハッタンの自宅アパートのドアノブにスカーフを巻きつけ、首をつっている姿で発見され、ミックは悲しみに暮れていた。

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