昨年8月にAKB48を卒業した女優の秋元才加が、25日に岩手県内の握手会で発生した襲撃事件を受け、27日付のオフィシャルブログで心境をつづった。

握手会で発生した事件を受け、心境をつづった秋元才加

秋元は、「悲しい事件がありました」という書き出しから、「何て言葉にしたらよいのかわかりませんが…」と複雑な胸中を吐露。「負傷した三人の早い完治を願っています」と負傷した入山杏奈と川栄李奈、スタッフの回復を祈り、「三人は勿論、他メンバー、親御さん、スタッフ、ファンの皆様の心の傷が癒えますように…」と気遣った。

また、「『誰でもよかった。』なんて残酷な言葉なのだろう。誰でもいいなんて事は世の中にない。どんな人間だって一人一人存在してんだ。誰でもいいに値する人間なんていない。憤りを隠せません」と犯人への怒りをあらわにし、AKB48卒業生の立場から「今後自分が何を思って行動出来るか。手をぎゅっと強く握って。それが私達AKB48だから」とメッセージを残した。

そして、「私達以外にも握手をなさる皆様の気持ちを思うと胸が痛みます」と周辺への影響を心配し、「握手に参加する全ての方が安心して臨める場所を作るために。二度と起こしてはいけない出来事だと思います」と主張。この日のブログを「今後も愛を受けとる場所がありますように」と結んだ。

25日17:00頃、岩手県滝沢市の岩手産業文化センター・アピオで行われていた握手会で刃物を持った男が暴れ、メンバーの入山杏奈と川栄李奈、2人を守ろうとした会場整理スタッフ1人が負傷。同日に盛岡市の病院で手術後、26日に退院した。