シチズン電子は5月27日、発光効率を従来比約14%向上させたハイワット照明用LED「COBシリーズ Version3」4パッケージ11品種を開発したと発表した。

同シリーズは、部材の改良と最適化により、光の取り出した効率と放熱性を高め、従来品比で光量では約8%の向上となる2400lm、発光効率で約14%の向上となる145lw/Wを実現。COBタイプのハイワットLEDとして、世界最高クラスの発光効率を実現したという。

また、演色性を従来のRa65 typからRA70 minに向上させたほか、3000Kと4000Kのカラーバリエーションを拡充し、屋外照明における光の質の確保やニーズに多様化に対応した。

さらに、北米安全規格であるUL規格(UL8750)の適合証を取得。認証取得済みのLEDパッケージを提供することで、照明器具のUL認証習得の簡素化を図ることが可能になるという。

なお、同シリーズはカラーバリエーションまで含めると88モデルが提供され、2014年6月より量産出荷が開始される予定だという。

照明用LED 「COBシリーズ Version3」