整体師の大山奏です。毎日忙しく仕事をしていると、呼吸が浅くなっていることに気がつかないこともあります。特にデスクワークなどで背中が丸まった状態が長く続くと、胸がつまり肩や背中のこりにもつながります。そこで今回は、イスを使って胸を開き肩こりを解消するストレッチを紹介します。

身体の横に置いたイスに片腕を乗せる

胸開きストレッチ

Step1: 四つんばいになり、身体の横にイスを置いて片腕を乗せます

Step2: 上半身を下げます

Step3: 呼吸とともに肩の力を抜いていきます

自分の力で伸び方を加減できるので、ゆっくりと胸を開いていくことができます。腕を乗せる位置を変えると伸びる場所が変わるので、自分の身体でこっている部分を確認しながら微調整するといいでしょう。

猫背が癖になっている場合、胸と胸の間が知らないうちにつまってしまっていることがあります。このストレッチをすると気づかない部分のコリも解消できますよ。

上半身を下げる

呼吸とともに肩の力を抜いていく

呼吸でストレスも発散

深い呼吸と副交感神経には深い関わりがあります。仕事中にイライラして集中力がなくなった場合には意識的に深呼吸を2、3回行ってみてください。それだけで、心と身体がリラックスして頭がシャッキリしてきます。

肩こり解消のために腕は全方向に動かす

以前いすを使ったストレッチで、手を前に伸ばすバリエーションがありました。人によって同じ肩こりでも、こっている部分に多少の差があります。肩こり解消のためには、腕を一方向だけでなく全方向に動かすことも重要です。

仕事中などで忙しいと、つい身体を動かすのを忘れてしまいますよね。それがつらい肩こりを慢性化させひどくしてしまいます。長時間デスクワークをする必要があるときこそ、1時間に1回は席を立って軽く身体を動かす習慣を身につけたいものです。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」