デルは5月22日、月額SaaS型サービス提供プラットフォーム「Dell Solution Square」を正式にオープンした。法人・個人の顧客に延長保守、セキュリティ、モバイル管理、DaaSなど各種サービスを提供する。

「Dell Solution Square」は、ビープラッツとの共同運営形式で2013年11月より試験的にオープンし、今回、サービスポートフォリオを拡張し、正式オープンとなった。

月額SaaS型サービス提供プラットフォーム「Dell Solution Square」のトップ画面

デルが提供している「デル製PC製品の延長保守サービス」では、月額払いもしくは年額払いで保守サービスを延長利用できる。対象ブランドは、「個人向け対象ブランドがXPS、Inspiron、Alienware、法人向け対象ブランドがノート型:Latitude、Vostro、デスクトップ型:OptiPlexとなっている。

今後、NTT東日本との協業による「ワンストップコンシェルジュサービス」と「デスクトップ仮想化サービス(DaaS)」の提供が予定されている。

「ワンストップコンシェルジュサービス」では、IT機器の使い方などの相談や故障・不具合なんどのトラブルが発生した際にワンストップで電話/遠隔操作/訪問で支援する総合ITサポートをNTT東日本との協業により提供する。サービス提供開始予定は2014年7月上旬。

「デスクトップ仮想化サービス(DaaS)」は、DaaSオプション利用用途例として、業務データを社内で保管しないセキュアオフィス、BCP (事業継続)のための在宅リモートアクセス、BYOD向けモバイルアクセス、XP/レガシーアプリケーションからの移行などを備えている。サービス提供開始予定は7月上旬。

同プラットフォームでは、同社のパートナーもサービスを提供している。

パートナーが提供する法人向けサービスには、「PC&モバイル管理サービス」「PCAクラウド」「NTRsupport」「AOSBOX」「V-CUBE ミーティング」「総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantec」などがある。

パートナーが提供する個人向けサービスには、「KINGSOFT Office」「ノートン 360」「NetNannyインターネットフィルタリング」「i-フィルター 6.0」「i-フィルター for Android」などがある。