英国の広告会社WPPの子会社であるカンター・ジャパンは22日、2014年のブランド価値ランキング「BrandZ TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)」を発表した。同ランキングは今年で9回目。

それによると、ランキング1位となったのは昨年2位の「Google」で、ブランド価値は前年比40%増の1,588億4,300万ドル。2位は昨年まで3年連続1位だった「Apple」で、ブランド価値は同20%減の1,478億8,000万ドルとなった。以下、3位「IBM」(ブランド価値1,075億4,100万ドル)、4位「Microsoft」(同901億8,500万ドル)、5位「McDonald's」(同857億600万ドル)と続いた。

ブランド価値ランキング(1~10位)

今年のランキングで目立つ点は、ソーシャルネットワーキングサービスブランドの価値が高まっていること。例えば、「Tencent」や「Facebook」が前年よりも価値を大幅に高めたほか、「Twitter」や「LinkedIn」が100位以内に入った。

日本のブランドでは、26位に「トヨタ」、70位に「ホンダ」、90位に「ニッサン」、95位に「NTTドコモ」が入り、前年同様4ブランドが100位以内にランクイン。このうち、自動車ブランド3社は前年より価値が向上した。

100位以内にランクインした日本のブランド