なんで文豪って猫好きが多いんだろう? 猫を愛した文豪一覧

ファナティック  [2014/05/22]

日本人ならばだれでも知っているであろう有名な文豪たちも多いもの。中には作品中に猫が多く登場するなど、大の猫好きとして知られているケースも少なくありません。そこで今回は、猫を愛してやまない文豪たちとそれにまつわるエピソードをご紹介しましょう。

■夏目漱石……モデルは野良の黒猫

『吾輩は猫である』の長編小説でおなじみの主人公は、彼の家に迷い込んで住み着いた猫がモデルといわれています。猫が亡くなった際には死亡通知を送りお墓を立てるなど、愛情が非常に深かったことがわかります。

■アーネスト・ヘミングウェイ……多指症猫の名前としても有名

多指症の猫は近親交配などが原因で起こりやすくなりますが、彼が譲り受けた2匹の猫も多指症であり、これを「幸福を呼ぶ猫」として大事にしていたといわれています。多指症の猫が「ヘミングウェイキャット」と呼ばれるのはこのためで、ヘミングウェイ博物館ではこの猫たちの遺伝子を受け継ぐ多指症の猫が50匹以上飼われているのです。

■大佛次郎……世話をした猫は500匹以上

とにかく猫が好きで、野良猫も含めて500匹以上の猫を世話したといわれています。猫に関する童話作品『スイッチョねこ』は、自身が「私の一代の傑作」と評価するほど。

■三島由紀夫……若かりしころの心の支え

結婚後は夫人の猫嫌いから飼うのをやめてしまったそうですが、独身時代は机の引き出しに猫の好物のにぼしを入れていたほど。当時の雑誌には、猫を幸せそうに抱く彼の写真が掲載されたこともあります。

■室生犀星……愛らしいジイノの姿が人気

ジイノとは彼の家の前に捨てられていた猫で、暖をとらせるために火鉢のそばにつれていくと前足をちょこんとかけるようになったのだとか。その姿が写真におさめられ、今でも雑誌やインターネット上で公開されることがあり話題となっています。

■ポール・ギャリコ……『猫語の教科書』『ジェニイ』を執筆

少年が猫になってしまうファンタジーなど猫に関する作品が人気。猫好きだからこそかけたであろう作品は、日本人でも思わずはまってしまう魅力があります。

猫は多くの文豪に対して、何らかの刺激や癒やしを与えていたのかもしれません。あなたももし猫を飼っているのであれば、日々猫と暮らせる幸せをかみしめながら、これら文豪の作品に目を通してみてはいかがでしょうか。

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