米Microsoftは20日(現地時間)、タブレット端末「Surface」の新機種「Surface Pro 3」を発表した。12インチのディスプレイ搭載で、薄さ約9.1mm、質量約800g。カナダと米国では、6月20日発売。日本では8月中の発売となる。価格は799ドルから。

米Microsoftより発表された「Surface Pro 3」

「Surface Pro 3」は前機種の「Surface Pro 2」よりも大きい12インチサイズのディスプレイを搭載しながらも、重量は約800gと前機種より約100g軽くなったタブレット端末。薄さは約9.1mmで11インチのMacBook Airと比べ約30%薄くなっている。背面に設置されたキックスタンドは、表計算や文章の作成、動画やインターネット鑑賞などユーザーのニーズに合わせ、角度を150度まで自由に可変できる。

150度まで自由に可変できるキックスタンド

付属の「Surface Pen」は、先端をクリックするだけで「OneNote」の新規ページが開かれ、メモを取ることができる。別売のキーボード「Surface Pro Type Cover」は、トラックパッドが約63%大きくなった。価格は129.99ドルでカラーバリエーションはBlack、Cyan、Blue、Red、Purpleの5色展開。

別売りの「Surface Pro Type Cover」

主な仕様としては、サイズ/重量は高さ約201mm×幅約292mm×厚さ約9.1mm/約800g。OSはWindows 8.1 Pro。CPUは第4世代のIntel Core i3/i5/i7を用意。RAMは4GBまたは8GB、ストレージは64GB、128GB、256GB、512GBを準備。背面と内面には500万画素1080pHDカメラを内蔵。フルサイズUSB3.0、Mini DisplayPort、microSDカードスロットを装備している。

通信面ではBluetooth 4.0、Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応。カラーバリエーションはSilver1色から展開される。