三洋電機は19日、1994年5月から2011年11月までに同社が製造した電気衣類乾燥機14機種のリコール実施を発表した。発煙、発火する事例が3件発生したため。対象製品の使用者には無料で点検、修理を行う。リコールには日本電気ホームエレクトロニクスが販売したNECブランド製品、富士通ゼネラルが販売したFUJITSUブランドの製品も含む。

リコールの対象製品は、1994年5月から2011年11月までに製造された14機種、計480,043台。ブランド名、品番は前面パネルの左右どちらかに表示されている。

品番の表示位置

原因は前面パネルと操作パネルのつなぎ目から浸み込んだ水分が、下のリレー部に滴下、内部に浸入したことなど。同一部品を使用している、または水分がリレー部に浸入する可能性のある構造を持つ機種をリコールの対象とした。

対象製品の使用者には無料で点検、修理を行う。問い合わせは同社のホームページ、またはフリーダイヤルにて受け付ける。対象機種など詳細は同社のWebページを参照。