ソフトバンクは5月19日、ヤフーと協議した結果、ヤフーによるイー・アクセスの株式取得を中止することになったと発表した。

その理由は、ヤフーが新会社を子会社化してみずからインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、新会社はインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至ったからだという。

イー・アクセスは、予定通り6月1日を効力発生日として、ソフトバンク子会社であるウィルコムと合併を行い、新会社は後日、「ワイモバイル」に社名を変更する予定。

新会社は、ヤフーとの連携の下、3月27日の発表時にヤフーが掲げた「ネットの生み出す楽しさ・便利さをみんなの手元に届ける」というコンセプトを引き継いでいく。

ヤフーは自社のサービスを組み込んだ商材を新ブランド「Y!mobile」の名称で新会社と共同して展開していく。