東京都・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京では、イギリス人アーティスト・映画監督であり、2014年のアカデミー賞を受賞したスティーヴ・マックィーンの個展「Steve McQueen展」を開催している。開催期間は8月17日まで、開催時間は12:00~20:00。入場無料。

「Ashes」2014年 (c) Louis Vuitton / Jeremie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo

スティーヴ・マックィーン cLouis Vuitton / Jeremie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo

同展では、エスパス ルイ・ヴィトン東京のサポートのもと制作された、スティーヴ・マックィーンの世界初公開となる最新作「Ashes」を紹介。極限までムダを省いた手法を用い、観賞者に解釈を委ねるという彼の創造的特徴のさまざまな要素を集結させ、観る者を完全なまでに感覚だけの空間へと誘う作品だ。

なお、スティーヴ・マックィーンは1969年イギリス・ロンドン生まれの映像アーティスト、映画監督。大学在籍時より短編映像作品を中心に制作活動を始め、これまでにターナー賞(1999年)、大英帝国勲章のオフィサー(2002年)など、数々の栄誉を手にしているほか、その作品はロンドンのテート・ギャラリーをはじめとする世界中の美術館に収蔵されている。長編映画3作目となる「それでも夜は明ける(12 Years a Slave)」は、2014年 アカデミー賞で作品賞を含む3部門を受賞し、世界的に称賛されている。