総務省はこのほど、2013年の「家計調査報告(貯蓄・負債編)」(平均結果速報、2人以上の世帯)を発表した。それによると、1世帯当たりの貯蓄現在高は前年比81万円(4.9%)増の1,739万円で、2002年の調査開始以来、最高となった。貯蓄保有世帯の中央値は前年比22万円増の1,023万円だった。

勤労者世帯(2人以上の世帯に占める割合51.3%)の貯蓄現在高は前年比11万円(0.9%)増の1,244万円。貯蓄保有世帯の中央値は同22万円減の735万円だった。

貯蓄現在高階級別の世帯分布を見ると、平均値(1,739万円)を下回る世帯が約3分の2に当たる68.0%(前年67.2%)に上った。また、貯蓄現在高が最も少ない100万円未満の世帯は10.0%(10.6%)で、勤労者世帯では100万円未満の世帯は12.0%(12.8%)を占めた。

貯蓄現在高階級別世帯分布-2013年-(出典:総務省統計局Webサイト)

貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移を見た場合、有価証券、通貨性預貯金および「生命保険など」が増加。うち、有価証券は前年比47万円(24.4%)増の240万円と大幅に伸びた。

負債の状況について見ると、1世帯当たりの負債現在高は前年比30万円(6.4%)増の499万円、うち、勤労者世帯の負債現在高は同45万円(6.5%)増の740万円。負債保有世帯に限ると、中央値は同119万円増の981万円、うち、勤労者世帯の中央値は同103万円増の1,180万円だった。