『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督最新作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(9月27日公開)の特報映像がこのほど、公開された。

ティム役のドーナル・グリーソン(右)とメアリー役のレイチェル・マクアダムス(左)

本作は、『ラブ・アクチュリー』で長編監督デビューを果たしたリチャード・カーティス監督の3作目であり、最後の監督作。「時間を巻き戻せたら違う道を選んでいた」という思いをベースに、恋人、友人、家族といった大切な人たちへの愛を解いた作品。主人公のティムは『ハリー・ポッターと死の秘宝』シリーズや 『アンナ・カレーニナ』などに出演してきた俳優ドーナル・グリーソン、ヒロイン・メアリー役は『きみに読む物語』『恋とニュースのつくり方』などで知られる女優レイチェル・マクアダムスが演じる。そして、物語の鍵を握るティムの父親役は、俳優のビル・ナイが演じる。

主人公のティムは、21歳の誕生日にタイムトラベル能力があることを父から知らされ、その能力を駆使して、恋や人生の成功をつかもうとする。そして、メアリーと恋に落ちるが、タイムトラベルが引き起こす不運により、2人の出会いはなかったことに。なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けるティムはやがて、どんな家族にも起こる不幸は、あらゆる能力を使っても回避できないことを知る。そして、本当の愛、幸せとは何なのかを知る。

公開された日本版特報では、さまざまな愛のカタチが描かれている。ティムがメアリーに「君の全部が好きだ」と告白するシーンをはじめとする、ティムとメアリーの愛の時間や、ティムと父のやりとりなど、家族の大切さを感じさせるシーンを見ることができる。

(C)Universal Pictures