「脂っぽいものを食べても、これがあれば怖くない!」

中国版ツイッターの「ウェイボー」で中国人ネットユーザーがハッシュタグを付けて話題にしているほど、中国の女性に人気の日本のお菓子がある。それは、乳酸菌が入っているアメだ。

便秘解消よりもダイエットのために

日本では乳酸菌が入っている食品が便秘解消、さらに花粉症対策などに良いとされて、様々な商品が発売されている。中国のネットユーザーも、インターネットでの個人輸入「代購」を営む人々などがそうした日本の動きをすかさずキャッチしている。そして今、乳酸菌食品の中でも、運びやすくて手軽に食べやすいアメが人気となっているのだ。

中国ネットユーザーが乳酸菌アメに期待する効果は、もっぱらダイエット。「食べ物が腸に滞留する時間が短縮できるので痩せる」などと、専門的に効果を分析しているツイートもあるほどだ。

これで「体面が保てる」

日本では様々な大手メーカーが乳酸菌アメを発売しているが、ウェイボーで人気なのは、大阪の製菓メーカー・キッコー製菓の「乳酸菌生きています」という商品。ちょっと食べるのにちょうどよいサイズの個包装になっていることが人気なようで、ある主婦のネットユーザーは「おうちにお客さんが来た時にも、これをテーブルの上に出しておけば体面が保てる」とツイートしている。

ネットユーザーたちは、「乳酸菌アメを食べたら、10日間で3kg痩せました」「脂っぽいものを食べても、これがあれば怖くない!」など、絶賛ツイートを寄せている。それを読んだダイエット希望の女性からは「1日何袋食べたらいい?」などと、質問コメントが数々寄せられている。

いずれの国も、女性が関心があるのはダイエット。食べて痩せるお菓子があれば、すぐに飛びつきたくなる女心は、日本も中国も変わらないようである。

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