雷門を通る神輿の様子

東京都台東区浅草で、浅草神社の例大祭「三社祭」が開催される。開催日時は5月16日~18日まで。

華やかな町内神輿の数々

同祭りは、浅草神社の祭神が檜前竹成命、土師真中知命、檜前浜成命の三柱であることから、「三社権現社(現在の浅草神社)」と名付けられたことにちなんだもの。正和元年(1312)ごろから始められ、町会毎にそろいの半纏(はんてん)をまとった担ぎ手達が、神輿を担いで町内を練り歩く。

初日は、お囃子屋台・金棒・鳶頭木遣り・総代・各町役員・びんざさら舞・芸妓連の手古舞・組おどり・白鷺の舞・屋台で編成された「大行列」を実施する。また17日には、「例大祭式典」のあと浅草氏子四十四カ町の町内神輿約100基が浅草寺裏広場に参集。一基ごと出発し、浅草神社でおはらいを受けた後、各町会に渡御する「町内神輿連合渡御」を実施する。

最終日は、浅草神社の本社御輿三基が神社境内から発進する「宮出し」からスタート。本社御輿が各町会を渡御する「本社神輿各町渡御」と続き、夕刻に浅草神社へ戻る「宮入り」、「奉納舞踊」で幕を閉じるとのこと。