KDDIと沖縄セルラーは、2014年夏モデルのAndroid搭載スマートフォン・タブレットを対象に、米国内におけるLTE国際ローミングサービスを5月15日より開始する。米国でのAndroid端末向けLTE国際ローミングサービスの提供は国内通信事業者として初めて。

同サービスは従来のローミングサービスと同様、申し込み不要で利用が可能となっている。

料金は「海外ダブル定額」が適用され、パケット通信量約24.4MBまでが最大1980円/日、それ以上の利用は最大2980円/日となる。

利用できるのは米国AT&T社のLTEサービスエリア内で、auスマートフォンからのメール、ブラウザ等の利用およびPC等との接続による利用が定額の対象となる。

対応機種は下記の通り。なお、iPhone 5s、iPhone 5c、iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデル向けLTE国際ローミングは昨年11月よりすでに提供が行われている。

対応機種

スマートフォン isai LGL24、Xperia ZL2 SOL25、GALAXY S5 SCL23、AQUOS SERIE SHL25、URBANO L03
タブレット Xperia Z2 Tablet SOT21

いずれも夏モデルだが、KDDIによると「夏モデル以前は、米国の通信事業者が提供している周波数帯に対応していなかったため」とのことで、これまで販売されているAndroid端末が米国でのLTE国際ローミングに対応する予定はない。