キヤノンITソリューションズは5月13日、ESETセキュリティソフトウェア製品シリーズの日本市場における新ラインアップとなる法人向けゲートウェイ製品として、メールセキュリティ製品「ESET Mail Security for Linux」を28日に発売すると発表した。

ESET Mail Security for Linuxの構成例

ESET Mail Security for Linuxは、SMTPサーバー上で動作するウイルスメール対策および迷惑メール対策のためのソフトウェア。新種や亜種のウイルスに強く、第三者機関より検出力について高い評価を受けていたヒューリスティックエンジンを搭載している。

この独自開発のヒューリスティックエンジンと、既知のウイルスを検出するウイルス定義データベースを併用するアプローチに加えて、シンプルな構成のプログラムにより少ないシステムリソース負荷で動作するため、SMTPサーバの安定稼働を実現するという。

クライアント管理プログラム「ESET Remote Administrator」は、各種ログなどの情報収集やリモートからの設定変更などを行うことができる。サーバー/クライアント製品の「ESET Endpoint Protectionシリーズ」を導入すれば、ESET Mail Security for Linuxを含む、ESETを導入済みの端末を一元管理できるようになる。