熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

5月5日(祝)

■「イモト、エベレスト断念。再チャレンジ宣言は出ず」【PON!】

世界最高峰エベレストの登頂を断念したタレントのイモトアヤコが4日に帰国。ブログで、「只今無事に帰国しました。エベレストチャレンジ中、色々ご心配おかけしました。そして、沢山の応援コメント本当にありがとうございました」と報告。

さらに、「正直、色々な事がありすぎてまだ気持ちの整理ができていない部分もありますが、とにかく『イッテQ』登山部全員が無事に帰国できたことが1番だと思っています」と複雑な心境をつづった。しかし最後に、「やはりエベレストはでっかくて遠かった」とひと言。本当は再チャレンジの意欲を書きたいような気もするが、今はそれが許されないことを分かっているのだろうか。

■「布川&つちやのリレー会見。不倫相手は本気ではない」【ミヤネ】

先週、芸能界を驚かせた布川とつちやのリレー会見。今週も動きが少しずつ見えはじめている。まずは井上公造がつちやの不倫相手とされる男性について、「彼の店はリーズナブルだけどおいしくて日曜でもお客さんでいっぱい。そして何と言っても、彼はカッコイイ。バツはついているけど独身で、あれでモテないはずがない!」と断言。さらに「確かにつちやさんは大切な存在と思っているけど、彼の意識はそこまであるのかどうか?」と疑問を呈した。

また、この日のスタジオには、2人の結婚式で司会を務めた大島智子が出演。騒動について、「ビックリしました。かおりちゃんがあそこまで凛とピシッと言ったということは、フッくん残念かなって。彼女は意志の強い人だし、このところ露出が増えていたので、次のステップを考えてるのかな」とよく知る2人のことを語った。最後に再び井上が、「布川さんと会見前日に電話で話したとき、『離婚なんて全く考えてない』と本気で言っていた」とコメント。それが本当なら、布川はやっぱり哀れに見えるが……。

5月6日(火)

■「美女フィギュアスケーター・本田3姉妹に密着」【PON!】

9歳ながら女優として大活躍の望結(みゆ)ちゃんだが、フィギュアスケートの道もあきらめていない。「女優をやりたい。でもお姉ちゃんのように飛びたい」と目を輝かせている。3歳年上の姉・真凛(まりん)ちゃんは、国際大会で2回優勝した「ポスト浅田真央」だ。真凛ちゃんは、「望結はドラマに出ているから表現力がある。妹には負けたくない」とキッパリ。仲よし姉妹ながらライバルらしい。さらに3歳年下の妹・紗来(さら)ちゃんもフィギュアスケートをしていて、3人で楽しそうに滑っている。

ドラマのDVD発売イベントに出演したあと、すぐに実家のある京都へ帰って練習に励む望結ちゃん。「スケートに休みは禁物」のようで、今練習しているのはトリプルサルコウという。さらに、練習の合間に宿題をこなし、「夕ご飯を家で食べることは本当にたまにしかない」とのこと。番組が密着した年代別の大会では、望結ちゃんと真凛ちゃんが優勝、紗来ちゃんが3位という見事な結果を収めた。

望結ちゃんは、「オリンピックは、夢の夢の先にあったらいいなと思ってやっています」「(演技もスケートも)どっちも大好き。なのでどっちかが大嫌いになればいいのになと思います」とニッコリ。かわいすぎて、スゴイことを忘れてしまう。

■「旬の女優・杏。素顔と情熱、ぬか漬け」【スッキリ】

ドラマ『花咲舞が黙ってない』に出演中の杏。彼女の台本を見ると、書き込みがギッシリで余白が一切ないことに気づく。セリフを一言一句逃さず書き出しているようで、その方法は女優になってからの7年間欠かさず続けているという。

その成果か、戸田恵子との2分に及ぶクライマックスシーンも一発OK。一度間違えたら全て撮り直しだったが、前日に自ら戸田に「長いシーンなのでセリフのおつき合いしてもらえませんか?」と読み合わせを持ちかけていたらしい。先輩女優にも臆することなく向き合う姿勢は立派だが、完璧主義の人柄もチラリ。

休憩時間には、共演者にトマトやキュウリなどの自家製ぬか漬けを振る舞う。朝ドラ『ごちそうさん』出演をきっかけにはじめたことだが、筆ペンで書いたお品書きを添えるところが、いかにもこだわり症の杏らしい。共演の上川隆也は、「一本筋が通っているところは、(現在の役と)共通している。一方で多様な面を持ち合わせていて、とてもはしゃぐ部分もあれば、思慮深い部分を持ち合わせているような、そのときに合わせていろいろな顔を見せてくれる。そこが大きな魅力」と賛辞を惜しまない。

ドラマ撮影がない日は、表紙モデルを務める雑誌『25ans』の撮影。杏は15歳からモデル業をこなすベテランなのだ。ワンポーズずつチェックし、スタッフにも積極的に提案する杏に担当編集者は、「『こんな感じでいいでしょ。もう終わろう』ということが絶対ない。『もっとこうの方がいいんじゃない』と言ってくれる」と信頼を寄せる。さらに、ラジオパーソナリティーを務め、年間100冊もの本を読むというから、スーパーウーマンすぎる。仕事にもプライベートにも気持ちのムラが一切ないようだ。

5月7日(水)

■「大島美幸が妊活休業へ。お笑いから大マジメにチェンジ」【スッキリ】

休業前最後の仕事である『イッテQ』の撮影を終えた大島。7日から妊活に入り、夫の鈴木おさむ氏と子作りに励むという。大島は収録後のあいさつで、「ゆっくりと休みたいと思います。仕事が好きなので寂しい部分もありますが、笑いを取ることからシフトチェンジして、結果赤ちゃん授かりたいです」とコメント。マジメなコメントを貫いたことが決意の大きさをうかがわせる。

一方、鈴木氏はブログで、「これからの妊活がどうなるか分かりませんが、つらいときでも笑顔で乗り越えられたら。とりあえず芸人として、いったんおつかれさまでした」とねぎらった。先輩の加藤浩次も、「子どもが産まれたあとにエステとかいろいろやって、変わった姿で帰ってきてほしい」とエール。現在、森三中のメンバーは黒沢かずこ1人だが、ピン芸人としてどんな芸風を見せるか、こちらも注目だ。

■「芸能界のGWは破局ラッシュ。熱愛はなし」【ミヤネ】

まずは中川翔子と小澤亮太の破局。スキャンダル処女だった中川が29歳にしてようやく初ロマンスだったのだが、小澤に隠し子がいることが分かり本人も認めたため、一気に暗転。周囲の猛反対もあって中川は、「いろんなことを噛みしめて、全てを経験値に変えて未来につなげていく」と宣言して小澤と別れた。

その他、シルクと37歳医師、元テレビ朝日アナの前田有紀とプロバスケ選手の田臥勇太が破局。そして、おしどり夫婦と見られた布川敏和とつちやかおりのドロ沼騒動が起きた。逆に熱愛報道が全くなかったのは、週刊誌が休みであり、行楽で新聞も売れない時期だからだろうか。

5月8日(木)

左:前田敦子 右:尾上松也

■「前田敦子と交際中の尾上松也が『うるせー』」【スッキリ】

歌舞伎の制作発表会見で、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也のプリンスがそろい踏み。やはり松也が聞かれるのは、熱愛報道された前田敦子のこと。記者から「彼女は見に来そうですか?」と聞かれると、「は? 何のことだろう? そろそろお時間が……」と笑ってごまかす。すかさず七之助から「ちゃんと話さなきゃダメでしょ」と茶化されると、「うるせーよ」と毒づいた。

さらに勘九郎が「質問に答えないと」と追及すると、「やめてください。一番うれしそうなのがこの2人なんですけど。(マネージャーに)ホラ、止めて!」とタジタジ。前田も7月に同所での出演があるため、勘九郎が「2カ月連続で同じ舞台に立つんだね」と言われ、「これ、止めて!」と最後は完全に困っていた。これを見たテリー伊藤は、「(2人の交際は)順調そうな感じ」とニヤリ。ちなみに、「うるせー」は松也の決めゼリフらしい。

■「親友・黒柳徹子が語る森光子さん。孤独な人だった」【ノンストップ】

2012年に92歳で亡くなった森さんを黒柳が偲ぶ特別企画。2人の出会いは55年前、NHKのドラマ出演だった。まさにテレビがはじまったころからのつき合いで、以来親友だったという。黒柳は「『後ろ盾がない中でやってきた』という気概が違った」「あまり自分の気持ちをわかってもらおうとしていなかった。かわいげがないと言えばない」と当時の孤独を明かす。そのころ森さんは、自ら川柳で「あいつより うまいはずだが なぜうれぬ」と詠むなど脇役ばかりだったそうだ。

その後、演出家の岡本愛彦氏と結婚。39歳当時のウエディングドレス姿はテレビ初公開だ。これを見た黒柳は、「エ~、見たことなかった!」と驚く。しかし、「でもこれを見ると、結婚って難しいものだなと思いますね」と話す通り、「どんなに疲れていても弁当を作り、夫の現場に届けていた」という努力も実らず、わずか3年で離婚。森さんは、「励まし合う夫婦の美しい理想像は、私の中から消えました。今後良縁に恵まれるとは思っておりません」と女優業に専念することを決意した。

以来、孤独を抱えながら大女優の道を全うした森さんに、黒柳は「寂しそうなときにどうして『泊まってあげる』と言えなかったか」と悔やむ。ある意味それは、黒柳にも当てはまらないのだろうか。

5月9日(金)

■「遠野なぎこが交際2カ月のスピード再婚を生告白」【ノンストップ】

交際2カ月ちょうどの5月5日に入籍した遠野。相手は5歳年上の元プロボクサーのバー経営者で、遠野は2度目の結婚となる。男性の写真を見た設楽統は、「あらイケメン! 優しそう」、千秋は「本当に(相手が)いたんだね」、坂上忍は「子役がヒゲ生やしたみたい」とイジりまくる。

2人が出会ったのは3月5日。友人から「紹介する」と言われてから2カ月が過ぎたため、遠野は「会わないうちに盛り上がってきて、お見合いみたいな感じ」とニッコリ。「お互いに『ビビッ』と来た」という。結婚も「自然な流れで、最初の方から『結婚して』とか、『奥さんになってね』とか、彼がそういう話をしてくれて、いつ入籍するかという話だけで」と明かす。さらに、彼と出会ってから19年間苦しんだ摂食障害がピタッと止まったことが決め手になった。しかし、幸せ顔の遠野にバツイチの千秋は、「これから結婚ビジネスですか?」「もう離婚のにおいしかしない」と言いたい放題。

それも遠野の過去があってのこと。これまで悪びれもせず7股交際を告白し、2009年には2歳年下の会社員と交際半年で結婚したが、わずか72日間で離婚。また、昨年末には40代男性と破局したことを号泣告白したばかりという変わり身の早い女性だからだ。しかし遠野は、「過去の私とは違う」と自信満々。と言いつつ「徒歩10分」の別居婚らしい。理由はよく分からないが、とりあえずお幸せに。


このところ破局報道が多かった中、尾上松也の会見は好感度が高かった。前田敦子のことを思ってか余計なことは言わないが、満面の笑みを浮かべ、否定は一切しない。『PON!』に出演したときも、なぜかカラオケで歌う曲を聞かれ、中村勘九郎から「フライングゲット」とブッコまれても、「(声を荒げながら)オレは歌わねえぞ! ……『私、歌わ・ない蔵』です(インタビュアーの芸人オジンオズボーンの『スベ・りん蔵』に引っかけて)とボケるなど、なかなかの切り返し芸を見せた。間違いなく今後の歌舞伎界を背負って立つスターだ。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。