人気アイドルグループの乃木坂46の生駒里奈、西野七瀬、松村沙友理、深川麻衣、高山一実、堀未央奈が8日、都内で行われた「木で、未来をつくろう!総括会議」PRイベントに登場した。

深川麻衣、松村沙友理、西野七瀬、生駒里奈、堀未央奈、高山一実

昨年4月から木材利用ポイントPR大使を務める乃木坂46。秋田県出身の生駒は「元々、森に行くと野生児のように元気になる」と意外な一面をのぞかせると、松村からは「生駒ちゃんは薪を割るのは上手い」という声。これまで薪割りの経験はなかったと話す生駒は「薪割りはビックリするぐらい上手いんですよ。やっぱり森と愛称がいいんだと思います」と明るく語った。

木材利用ポイントは農林水産省が進める事業で、地域の木を適切に使うことで森林の整備と保全を推進するというもの。C.W.ニコルさんは「私の生まれたイギリスでは森林面積は12%だけど日本は67%。森を大事にして恵をいただくことは日本人本来の生き方だと思う」と話しながら、隣りに立った西野に「なんか照れちゃうよね。孫より若い美女と一緒にいると大きなクマになった気分」と笑いを誘った。

PR大使の仕事を通じて新たな意識が芽生えたという松村は「スプーンや食器を木に変えてみて毎日使ってます。手にも馴染みますし、より一層料理が美味しく感じるんですよ」と語った。高山も「前は木は切っちゃだめと思っていたんです」と振り返りながら、間伐材の有効利用である割り箸を例に「1年を通じて見方が変わりましたね」と話した。堀は「これからも木の良さをたくさんの方に知ってもらえるようにがんばります。たくさんの方に知っていただければ木製のものが増えていくと思う」とアピールした。

また、木にちなみ、メンバーの中で一番"気"が遣える人は? という質問に、大多数の支持を集めたのは深川。「聖母と言われるぐらい。癒し効果があります」(生駒)「マイナスイオンを発してるんですよ」(高山)、「泣いてる子がおったら、近くにいてくれる」(松村)という絶賛の声に、深川は「褒められるとどうしていいかわからない」と照れていた。

最後に生駒は「まだまだ木を切ってはいけない、使っちゃいけないと思っている人が多いので、どんどんPRをしていきたい。これからの日本を作っていく若い人にも、ちゃんと理解すればすごく素晴らしいのでたくさんの人に興味を持ってほしいな」と呼びかけた。