ゴールデンウイークにもアレを求めて行列!

今年のゴールデンウィークも、日本には中国人観光客が大勢訪れた。日本有数の観光地・箱根も、中国人観光客に人気のスポットとなっている、ただそれは、温泉や大自然という箱根の豊富な観光資源以外に、ある食べ物を食べに行く人が多いからである。

5個500円の品を求めて長い列

中国版ツイッターの「ウェイボー」では、箱根大涌谷(おおわくだに)の「黒タマゴ」が話題になっている。ウェイボーでは、「このタマゴを食べるために、山を登ってきた!」「ものすごい人の中、大涌谷に来たのは黒タマゴのため!」という中国人ネットユーザーたちのツイートが多数アップされている。

大涌谷に湧き出る濃い硫黄成分の温泉水でゆで、カラが真っ黒になっているこのタマゴ。見た目はグロテスクだが、「ひとつ食べたら、7年寿命が伸びる」といわれている大涌谷土産の人気商品となっており、5個500円で売っている土産屋には長い列ができる。

「おいしすぎて、写真を撮るのを忘れた!」

今年のゴールデンウィークは、箱根は雨が降ったり曇ったり不安定な天候で「富士山は霧で見えなかった」と残念がるつぶやきもあるが、それでも目的の黒タマゴを手にした中国人ネットユーザーたちは大興奮で、「タマゴを一気に食べたら、喉につっかえて死にそうになった」「今日3つ食べちゃった。明日も食べるぞ!」」などとツイートしている。

"伝説"の黒タマゴの味は、中国人ネットユーザーには「黄身が濃くておいしい」「味が染みていていい」と好評。「おいしすぎて、写真を撮るのを忘れた!」と後悔するユーザーも。

「こんなに大勢の人が買っているなんて、皆、長寿を信じているのかな」とつぶやきつつ、自分たちもしっかり3つ食べている人もいる。「私は3個だけど、兄は一気に10個買ってた!」という強者も。長寿への願いは、中国も日本も共通なようである。

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